太陽光発電を活用することで、婦中体育館のCO2の排出量を25%削減できます。施設内で発電・蓄電・消費するので電気を無駄なく使い節電できます。また、あまった電気はEVに充電し災害に備えます。
提案事例
EVが活躍する自立分散型エネルギー設備
北陸電力では、地域の防災・減災と脱炭素化に配慮したスマート社会の実現に向けた取り組みを行っています。
婦中体育館では、環境に配慮するとともに、災害時には避難所として活用できる施設として「自立分散型エネルギー設備」を導入しました。EVを使って「そなえる・たくわえる」事ができる先進的なエネルギー活用の事例を紹介します。
エネルギーを利用する設備の働き
CLIP1
EVで災害に備える蓄電システムを導入した省エネで低コストな先進エネルギー
CLIP2
災害時は自立運転モードに切り替わり避難所として機能を強化
浸水被害にあった場合は自立運転モードに切り替わり、雨天時でも残量がなくなるまで電気を供給します。浸水被害がない場合は、EVの蓄電池から放電することでアリーナを含む全ての照明、コンセントが使用する事が可能です。
各設備の機能・役割
サイネージの設置、導入設備
自立分散型エネルギーに必要なソーラーパネルや蓄電池の他に、婦中体育館の利用者さま向けに施設全体の発電・使用量がリアルタイムで確認できるサイネージを設置しています。
お問合せ先
自立分散型エネルギーの導入に関して、北陸電力グループで検討から設計・施工までを一括で支援します。
まずはお気軽に、各支店の営業担当にお問合せください。
電気事業を取り巻く環境は、政府の「2050年カーボンニュートラル宣言」や新型コロナウイルス感染症拡大を受けた社会の変化等により、4D(脱炭素化、分散化、デジタル化、人口減少)の動きが加速するなど今後、電気事業の価値構造が大きく変化していくことが想定されます。
北陸電力グループは、既存の電気事業の枠を超えて事業を展開し、地球温暖化問題への対応および地域の持続可能な発展とスマート社会の実現という社会課題の解決に貢献するという決意の下、2050年の北陸電力グループの将来像を策定しました。
北陸電力は1951年の創立以来、地域と共に歩みを進めてきました。これからも自治体や地元企業等と連携し、地域の課題解決に積極的に対応する課題解決先進企業を目指します。