リスクマネジメント

リスクの発生に備えた対応

危機管理

北陸電力の経営に重大な影響を及ぼす、または及ぼす可能性のある様々な危機に対する全社的な「危機管理体制」を構築し、ステークホルダーの皆さまに及ぼす影響を可能な限り回避すべく危機管理規程を整備しています。


防災体制の確立

防災体制は、北陸電力㈱と北陸電力送配電㈱が一体体制となり、災害への対応を行っていきます。
災害の発生が予想される場合は「警戒体制」、災害が数時間以内に発生することが予想される場合、または発生した場合、ならびに供給区域内で震度6弱以上の地震が発生した場合には「非常体制」を直ちに発令し、事業所は防災体制に対応する警戒体制(総)本部、災害対策(総)本部を設置することにしています。
また、災害に備えて、地方自治体や防災関係機関(地方気象台・消防署・自衛隊・警察等)と防災情報の提供、収集等の相互連携体制を整備しています。加えて、他電力会社、電源開発㈱、電力広域的運営推進機関、請負会社、電気工事店等と、電力、要員、資材、輸送力の融通等、相互応援体制を整備しています。


全社防災訓練

情報セキュリティ

日本企業に対する国際的なサイバー攻撃の脅威が深刻化する中、社会的責任のある重要インフラ事業者として、情報セキュリティ強化に取り組んでいます。国や他電力と連携した対応に加え、情報セキュリティに関する基本的な考え方を社内規則に定め、社内に情報セキュリティ対策委員会を設置し、トップマネジメントのもとで、情報セキュリティ対策を推進しています。


情報セキュリティ対策委員会

情報セキュリティに関する基本的考え方

  • (1) 情報セキュリティ水準の維持・向上を継続して行える体制を確立する。
  • (2) 情報資産への攻撃を遮断する防護策を実施する。
  • (3) 万が一の攻撃を想定した緊急時の対応を定め、迅速な復旧と再発防止に備える。
  • (4) 情報セキュリティに関する全社員の意識高揚をはかる。