- 周囲温度22℃で設定温度を「強」→「中」にした場合
- 年間で61.72kWhの省エネ、約1,341円の節約
設定温度を控えめにすることで、電力消費を抑えることができます。また、熱い食材は冷ましてから入れましょう。
庫内温度を控えめに設定すると消費電力が少なくなりますので、設定が「強」になっていたら「中」と「弱」にすると省エネになります。
ただし食品の傷みには注意してください。
暮らしに役立つ情報
リモコン、タイマー、メモリーなどの機能を組み込んだテレビやDVDレコーダー、オーディオ機器、エアコンなど。
これらはスイッチがOFFでも電源プラグを差し込んでいるだけで電力を消費しています。
これが待機電力(待機時消費電力)。
家庭消費電力量の約5%を占める省エネの大敵です。
使わない機器はまめに電源を切ったり、電源プラグを抜く習慣をつけましょう。
(単位:W)
テレビ (高速起動設定時を含む) |
1.66 | 洗濯機 | 0.21 |
---|---|---|---|
HDD・DVDレコーダー | 1.77 | 電気炊飯器 | 1.00 |
オーディオ機器(ミニコンポ) | 1.91 | 電子レンジ | 1.09 |
パソコン | 1.22 | エアコン | 1.74 |
プリンタ | 1.48 | 扇風機 | 0.26 |
インターネットターミナル | 7.34 | ホットカーペット | 0.11 |
ファックス付電話機 | 3.43 | 温水洗浄便座 | 2.21 |
ご家庭の消費電力の約半分をしめる家電製品は、小さな工夫で、電気代をもっと節約できます。
設定温度を控えめにすることで、電力消費を抑えることができます。また、熱い食材は冷ましてから入れましょう。
庫内温度を控えめに設定すると消費電力が少なくなりますので、設定が「強」になっていたら「中」と「弱」にすると省エネになります。
ただし食品の傷みには注意してください。
本体の周囲(上部および左右)に適当な間隔をあけて置きましょう。
食品を詰め込みすぎると冷却効果が弱くなり余分なエネルギーを消費します。
ずっと前に食べ残した食品が冷蔵庫の奥で眠っていませんか?
「とりあえず保存」は結果食べずに捨てられることが多いようです。
照明のかさやカバーが汚れていると、明るさが低下します。こまめに掃除を心がけて。
テレビのスイッチがOFFでも、エネルギーを消費しています。旅行など、長期不在時はプラグを抜くようにしましょう。
画面にホコリがたまると画面が暗く見えます。1週間に1度は乾いた柔らかい布でふきましょう。
部屋の明るさに合わせて画面の明るさを自動調整する機能です。画面が必要以上に明るくなることを防いで、消費電力を抑えます。
・無信号自動OFF
一定時間信号がないとOFFになる機能です。
・無操作自動OFF
一定時間操作がないとOFFになる機能です。
※節電機能の名称や機能はメーカーによって異なります。
設定の仕方も様々なので、取扱説明書を確認しましょう。
風向板は冷房では「水平」、暖房では「下向き」に。
※外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(使用時間:9時間/日)
熱中症予防のため、換気などで窓を開放する際には、エアコンの温度はこまめに調節しましょう。
※外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させることで、夏は体感温度を下げ、いっそう涼しく感じられ、冬は足元まで暖かさが広がります。
<夏を迎える前にお手入れと運転確認を>
エアコンの点検、修理は夏場に集中します。
エアコンが必要なときに使えないことがないよう、熱中症予防のためにも、早期にエアコンの試運転をしましょう。
■経済産業省「夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について」はこちら
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/maintenance.html
■メーカー別のお手入れや点検のポイントはこちら
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/air_conditioner_maintenance.pdf
複数のエアコン使用をやめ、なるべく部屋に集まるなど、工夫して涼・暖を分かち合いましょう。
※冷房期間は便座暖房をOFFにしています。
※暖房期間:周囲温度11℃ 中間期:周囲温度18℃ 冷房期間:周囲温度26℃
1年を通してつけっ放しにしていませんか?必要な時だけ使うようにしましょう。
※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗濯する場合と8割を入れ、洗濯回数を半分にして洗う場合の比較。
風呂の残り湯を再利用することで、使用水量を大幅に節約することができます。
※メーカーによって使用できる機能は異なりますので、カタログ等でご確認ください。
※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と、乾燥機のみで乾燥させる場合の比較(2日に1回使用)
「1回すすぎ」タイプの洗濯用洗剤を使うと、一般的な洗濯コースでは、2回行っていたすすぎが1回に減るため、その分節電・節水につながります。
時間設定は短めにして様子を見ながら加熱しましょう。突沸(とっぷつ)や食品の発煙・発火に気を付けて。
料理をする前に、火の通りにくい野菜は電子レンジを活用することにより、調理時間が短縮でき省エネへとなります。
<下ごしらえのポイント>
・洗った後の水気を残しておく
・厚みや大きさを揃える
・加熱の途中で裏返したり、かき混ぜたりする
・アクの強い野菜は、加熱後水にさらしてアクを抜く
※野菜の種類により異なります。
炊飯器で保温する場合は4時間までが目安です。保温のためのエネルギーよりも、電子レンジで温め直すエネルギーの方が少なく済みます。
肉や魚の解凍は、レンジで半解凍し、その後自然解凍すると味もよく、電気代の節約にもなります。
食器洗い乾燥機は庫内に貯めた少量の水を循環させて使うため、使用水量は手洗いに比べて約1/4で済みます。
決められた食器点数以下なら一度に洗う量が多いほど、水や電気の節約になります。
ちょっとの工夫で省エネにつながります。
洗浄終了後、扉を開けて余熱だけで乾燥させれば省エネです。
少なすぎると洗浄力は落ちますが、洗剤を多く入れすぎても洗浄性能はほとんど変わらず水や電気もムダになります。
残菜を丁寧に捨てるなど、あらかじめ前処理しておくと汚れ落ちがよくなります。